ケイト スペードについて

ケイト・ブロスナン・スペード

ケイト スペードは、キャサリン(ケイト)・ノエル・ブロスナンとして、ミズーリ州カンザス・シティで育ちました。ケイトは、アメリカで生まれ育った女性に共通する感性と他にはない個性を合わせ持っています。共感を呼ぶなじみ深さと素晴らしい個性が両立している彼女の新鮮なスタイルセンスと個性には、鋭いウィットと上品さ、真摯な人生観が表れています。ケイトはアクセサリー業界でプロとしてのキャリアを築いてきました。

ケイトは1986年に大学を卒業して『マドモアゼル』誌に就職しました。1991年の退職時にはアクセサリー部門を統括するシニアファッションエディターでした。雑誌編集者として働くうちに、ファッション市場におしゃれで実用的なハンドバッグがないことに気づいたケイトは、自分自身でデザインを始めてみました。スケッチをいくつかまとめ、制作費を調べ、サテン加工したナイロンや、変わった色や生地を使ったクラシックな形のバッグのシリーズを作ったのです。「うまく行きますように」と祈りつつ、ケイトはパートナーでもあり夫でもあるアンディ・スペードと共に、1993年1月「kate spadeハンドバッグ」を売り出しました。

そのクラシックなデザインは高く評価され、1996年にCFDA(米国ファッション協議会)のアクセサリー新人賞に選ばれました。1998年には、CFDAベストアクセサリーデザイナー賞を受賞。1999年にクーパー・ヒューレット美術館で、アメリカン・デザインの洗練を祝う国内発のデザイン・トリエンナーレが開催され、ケイトのハンドバッグが展示されました。また2004年に始まったホーム・コレクションでは、『ハウスビューティフル』誌からテイストメーカーに贈られるジャイアンツ・オブ・デザイン賞、『ボナペティート』誌の“アメリカン・フード・アンド・エンターテイニング・アワード”デザイナー賞、『エル・デコ』誌の“インターナショナル・デザイン・アワード”寝具賞と、権威あるデザイン賞を3つも獲得しています。

ストーリー「kate spade」ができるまで

女性にぴったりの本格的なハンドバッグを探し続けていたある日、ケイト スペードは「自分で作ってしまうほうが簡単で絶対おもしろいはずよ」と考えました。そしてある夜遅く、プロヴィンスタウンで、ボーイフレンド(現在は夫)のアンディ・スペードと共に会社を作ったのです。社名は、彼女のファーストネームとアンディのラストネームから取った「kate spade」。ケイトは6年間のアクセサリーエディターとしての経験から、アクセサリー市場をよく理解していました。広告代理店TBWA/CHIAT/DAYのクリエイティブ・デザイナーのアンディは、すぐに彼女の感性を現実にしてくれました。ふたりは市場の空白部分を見つけ、互いの才能を合わせて冒険に挑戦しました。最初のデザインは、実用性・色・ファブリックを強調した、シンプルな形のバッグが6種類。これらのデザインは、いまでも「kate spade」の特徴を示すシグネチャー・スタイルとなっています。

ケイトの提案するシンプルなシルエットは、ファブリックの斬新な使い方と共に、アクセサリー業界に新風を吹き込みました。1993年に、自分で持ちたいバッグをデザインしよう、というつつましい気持ちで始めたケイトは、ハンドバッグを再発明し、アクセサリー市場に革命を起こしたのです。1996年にケイトと彼女の気取りのないデザインは、CDFAのアクセサリー新人賞を受賞。その2年後には、アクセサリー・デザイナー・オブ・ザ・イヤーにも選ばれました。2004年に新しく加わったホーム・コレクションも、『ハウスビューティフル』誌から流行を生み出すテイストメーカーに贈られるジャイアンツ・オブ・デザイン賞、『ボナペティート』誌の“アメリカン・フード・アンド・エンターテイニング・アワード”デザイナー賞、『エル・デコ』誌の“インターナショナル・デザイン・アワード”寝具賞と、権威あるデザイン賞の数々を獲得しています。

「kate spade」を設立してまもなく、ケイトとアンディはビジネス拡大のために手助けが必要になりました。1993年末、パメラ・ベルが、素材の調達やハンドバッグ製作でケイトをサポートするため「kate spade」に加わりました。次の年には、アリゾナ州の大学時代からのケイトとアンディの旧友、エリス・アーロンズが経営に参加して、セールスとPR担当になりました。そしてすぐに、それぞれが独自の経験と得意分野で助け合う、ケイト、アンディ、パメラ、エリスの協力関係ができあがったのです。

「kate spade」の最初の店舗は、1996年にニューヨーク、ソーホーのトンプソン・ストリート59番地にオープンしました。しかしすぐにスペースが足りなくなり、1997年秋にブルーム・ストリート454番地の角に移転。この店は、紙製品から旅行用品まで、様々な分野を扱う実験室となりました。支店は、1998年にボストン、2000年にシカゴ、サンフランシスコ、コネチカット州グリニッチ、ニューヨーク州マンハセット、2003年秋にワシントンDCのジョージタウンと、続々とオープンしていきました。2004年には、さらにたくさんのブティックがオープンしました——アトランタ、ヒューストン、シャーロット、ダラス、ボカ・レイトン、ラスベガス、パロ・アルト、ペンシルバニア州キング・オブ・プロシア。国外では、2004年4月8日に日本の青山にフラグシップ店をオープン。かつては私邸だった建物は洗練されていてモダンです。2階建て総面積2000平方フィートの店内では、kate spadeコレクション、素敵な子供服コレクション、jack spadeコレクションをご覧いただけます。青山フラグシップ店の他、国外の「kate spade」独立店舗は、日本に青山フラグシップ店を含めて路面店が5店舗、、香港に3店、フィリピンに1店、の店舗があります。

あらゆる女性に飾り気のない魅力を感じさせる「kate spade」は新たな分野へ手を広げ続けています。ペーパー製品と文房具のラインが1998年に加わり、パーソナル・オーガナイザーやアドレスブック、日記帳、グリーティングカード、クラシックな鉛筆や消しゴムなどを紹介。1999年11月には発売を待たれていたシューズ・コレクションを発表しました。このコレクションは、ケイト スペードのユニークなセンスと洗練された色遣いを取り入れています。2001年春に加わった眼鏡コレクションも、ケイトの新鮮で洗練された美学が自然に広がった成果のひとつ。その特徴は、すっきりしたデザイン、クラシックなハーモニー、そしてもちろんサプライズの要素です。サングラスも眼鏡も、ケイト本人のスタイルを表わしています。最も新しいのは、2004年春にデビューした「kate spadeホーム」。ホーム・コレクションでは、食器、壁紙、布地、その他活き活きとしたインテリア製品をご紹介します。

会社の発展に伴い、「kate spade」では数多くの商品開発が続いています。ケイトのファブリックやパターン、力強い幾何学形態への愛に基づいて、「kate spade」はユニークで歴史に残るようなデザインエレメントを生み出しました。60年代のオプ・アート・ムーブメントに着想を得たこのエレメントは多くの分野で展開され、新しいカンパニーマークやグラフィックアート・パターンにもなっています。このデザインはいろいろな形でハンドバッグやスーツケース、シューズ、眼鏡、ペーパー製品に組み込まれ、2001年秋の「ノエル・ウィーヴ」コレクションとして発表されました。「kate spade」はこのシグネチャー・マークをロゴのひとつとして、不滅の「kate spade new york」ロゴを補完するコレクションを作る予定です。

クラシックなものから着想を得つつ現代の女性たちの要求にフィットした「kate spade」は、2001年初めに独創性にあふれたウェブサイト www.katespade.com を開設しました。ケイトの感性を反映したこのサイトは、すっきりとして洗練された中にウィットとサプライズの風味が加えられています。このサイトでは、最新のコレクションを見たり、「kate spade」やその哲学についてもっとよく知ることができます。

ファッション業界の中で一瞬で燃え尽きるものよりも、穏やかで創造的なデザインやマーケティングを選ぶ4人のパートナー。彼らはすばらしい仲間たちと共に、将来への展望と丁寧な仕事、そして創設以来の勤勉さに基づいた会社作りを続けているのです。